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【2/18新着ブログ】ゆず今までありがとう
先日ゆずの火葬が終了しました。
長い間ゆずを応援して下さった皆さま、本当にありがとうございました。
ゆずのためにと、たくさんのお花が届きました。
写真に写りきらないほどのお花を全国からいただきました。
ゆずはかわいらしいお花のお布団で寝ているようでした。
ゆずは飯舘村から来た子でした。
シェルターに来たその日の写真をボランティアさんに提供していただきました。
「ここどこだろう?」という顔をしていますね。
私がボランティアに来るようになったころは、ゆずは人を噛んでしまうことがあるので、お世話はスタッフに任せてくださいと言われていました。
そんなゆずも最近は噛むようなことは無くなり、ご飯とおやつと人に撫でられるのが大好きな、ほかの子にも優しいおばあちゃんになりました。
心臓が悪く、あまり激しい運動はできないと獣医さんに言われていました。
またまっすぐ歩くことができなくなり、常にふらふらしているようになりました。
本人もそのことは分かっているはずなので、なんでまっすぐ歩けないんだろうと思っていたと思います。
身体に悪い部分があっても、ゆずはものすごく目がきれいでした。
推定15歳は超えていたと思いますが、白内障にもならず、いつもキラキラした目でこちらを見てくれました。
撫でてあげると喜んで、表情いっぱいに嬉しさを表してくれました。
そしてゆずはほかの子にも優しく接してくれました。
エルくんが具合が悪くなった時は一緒に同じ部屋で過ごしてくれたり、
ノックやチョコビ、卒業したモコちゃんと一緒にドッグランに入ってくれたり、
シロクマと公園に行ってくれたり、
チッチと一緒のお部屋に入ってくれたり…
そんな優しいゆずだからこそ、ゆずは先に亡くなったチッチのことが心配だったのかもしれません。
チッチが亡くなった5日後の2月11日、みんなに見守られながら病院で虹の橋を渡りました。
11日の様子についてお伝えします。
その日もゆずは普通に過ごしていました。
夜ご飯の準備をしていたとき、ゆずはご飯の準備の音を聞くと嬉しくなって興奮してしまうのですが、いつものようにワンワン吠え始まったところで倒れ、激しい痙攣をおこしてしまいました。
すぐに病院に駆け込みましたが、そのままみんなに見守られながら虹の橋を渡りました。
その日は私、スタッフの佐藤は休暇を取っており実家にいて、ゆずが倒れた時はそばにいてあげられませんでした。
もう1名のスタッフの千葉と、代表、ゆずをずっと見てくれたボランティアさんがゆずを見てくれていました。
皆さんの話や、獣医師さんの話を聞くと、ゆずはきっとご飯の時に興奮して倒れ、そこで意識を失ったのではないかということでした。
痙攣は動画で見せてもらいましたが、ものすごく激しく、見ている側も、ゆず本人もきっと辛いと思います。
倒れた時に意識を失い、痙攣の時は意識が無かったのであれば、ゆずは苦しい思いをせずに虹の橋を渡れたのではないかと思います。
介護にもならず、ご飯で興奮して倒れてしまうゆずちゃんの最後は、とてもゆずらしいと思いました。
強くて、ご飯が大好きで、みんなが見ている時間に旅立ってくれて…
昨年も、一昨年の冬も体調が悪そうでしたが、それらを乗り越え、ラッキー、ゆうちゃん、エル、サン、チッチを見送った後に、自分も天国へ行きました。
ゆず、シェルターの犬たちの傍にいてくれて、本当にありがとう。
ゆずの可愛い笑顔、絶対に忘れないよ。
天国でゆっくり休んで、大好きなおやつをいっぱい食べてね!
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