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こじろー虹の橋を渡りました
5月1日深夜、こじろーが虹の橋を渡りました。
こじろーの最期は、スタッフと見守りを交代してくださったボランティアさんが寄り添い、静かに眠るように旅立ったそうです。
苦しむ様子はなく、穏やかな表情だったと聞いています。
この日は昼間から何度も鳴き、一人になるのが寂しそうな様子でした。
呼吸もだんだん浅くなり、私たちもお別れが近いことを覚悟していました。
ここしばらくは食べ物も受け付けず、体力も落ちていましたが、こじろーは本当に頑張ってくれました。
今はただ、天国で楽しく過ごしてくれていることを願っています。
こじろーは、昨年3月に保護した子でした。
シェルターの生活に馴染むのは簡単ではなく、腎臓の数値が極端に悪化し、一時は入院もしました。
退院後もなかなかごはんを食べてくれませんでしたが、卒業したわんちゃんたちと遊んだり、あとから保護したデイジーに励まされたりしながら、少しずつ元気を取り戻していきました。
ドッグランでは、足の速いデイジーやノックの後ろを一生懸命追いかけるこじろーの姿がとてもかわいらしく、私たちを笑顔にしてくれました。
こじろーの人懐っこくて、ちょっと天然な性格は、シェルターにいるみんなの心を和ませてくれました。
デイジーと一緒にシャンプーに行ったり、公園へ遊びに行ったりと、お出かけの時間も一緒に楽しみました。
もっとたくさん、こじろーの「楽しい」を叶えてあげたかった…そんな思いが今は胸に残っています。
冬の間、元気がない様子は気になっていたのですが、まさかお腹に腫瘍ができていたとは思いませんでした。
腫瘍は急速に広がり、腹水もたまり、こじろーは思うように動けなくなってしまいました。
もっと早く気づいてあげられていたら…その思いが消えることはありません。
立てなくなる前日には、抱っこでシェルターの中を一周し、大好きなデイジーやノックに会わせてあげました。
卒業したわんちゃんたちも、こじろーに会いに来てくれました。
お天気の中、カメラに向けて見せてくれたあの笑顔は、一生忘れません。
可愛くて、優しくて、大好きだったこじろー。
ありがとう。そして、天国でたくさん走って、たくさん遊んでね。
こじろーの火葬は、5月5日(月)13時から、シェルターにて執り行います。
どうぞ、こじろーに会いにいらしてください。
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