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【8/4新着ブログ】動物愛護の意識が低い現状
今週は残念な出来事がありました。
毎日猫の保護依頼が来ているのですが、今週は多頭飼育崩壊と考えられる電話を受けました。
去勢、避妊手術をせずに1組の猫を飼ってしまい、次から次へと増え、引っ越し先には全部連れていくことはできないという内容でした。
里親探しは必死にやっているという説明を受けましたが、そもそもすべて飼えないのに増やしてしまうことが問題です。
「里親を見つければいい」のではなく、「里親を見つけなければいけない飼い方」「最期の看取る瞬間まで見ることができない飼い方」をしてはいけません。
これは飼い主の責任であり、義務だと思います。
その夜のシェルターの帰り道、子猫が道路でゴロゴロしていて、車に轢かれそうな場面に遭遇しました。
気づいた飼い主が急いで自分の敷地内に入れていましたが、車のスピードがもう少し出ていたら轢かれていました。
猫は室内で飼わないと事故の危険や、感染症やケガを負う可能性もあります。
繁殖制限措置をしていない猫だとどんどん増えてしまいます。
動物愛護の意識が低い現状を次々と目の当たりにし、とてもショックでした。
飼い主がいない犬猫を1頭1頭救い続けることには限界があります。
SORAはスタッフ2名で犬猫23頭見ていますが、ほとんどが高齢で健康面の管理が本当に大変です。
体力面の問題、施設のスペースの問題、シェルターの経済面の問題…
シェルターの保護能力はギリギリの状態です。
これは問題の根源である、「飼い主の適正飼養、終生飼養」を徹底しなければいけません。
何度もこのブログに書いていることかもしれませんが、どうか、今ペットを飼っている方は、最後までその子に家族の一員として愛情を注いでください。
どうか、よろしくお願いいたします。
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