よくある質問

質問:アザラシ猟は数十年前、1980年代に閉鎖されたと思っていましたが?

回答:商業猟は欧州連合(EU)が、アザラシの毛皮をヨーロッパの市場から廃絶した後、1983年に閉鎖されました。しかしその猟は決して完全には閉鎖されておらず、1984年から1994年の間、毎年平均およそ60,000匹ものアザラシが殺されました。そして1995年にニューファンドランドのブライアン・トービン 氏が漁業大臣となった時に、商業猟は復活しました。これはタラ漁が過剰乱獲により崩壊した2年後の出来事でした。漁師はタラの減少をアザラシのせいと非難し、アザラシ狩りを要求しました。1994年から狩りの割当量は年々増していきました。2003年の狩りではカナダ政府により今までで最大の割り当てとなる375,000頭もの 規模のアザラシ狩りが割り当てられました。ニューファンドランドの人達はいまだに満足せず、さらに多くのアザラシ狩りを要求していますが、ニューファンドランドの政治家 の中にはアザラシ猟の根絶を訴える人たちも居ます。

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質問:殺されたアザラシの肉はどうなるの?

回答:猟の目的は毛皮なので、アザラシの死体のほとんどは氷上に置き去りにされ、その肉は無駄にされます。毛皮農場へ売られるものがあるとすれば、挽肉にされ動物の飼料にされます。数千頭のアザラシのヒレはニューファンドランドで人間の消費用に売られています。極東アジアではアザラシの陰茎は性的不全に効くとおまじない的に信じられており、ごく限られた市場が存在します。

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質問:どうやってアザラシを殺すの?

回答:若いアザラシの多くはその毛皮を弾丸の穴などで傷つけることのないように、こん棒(ハカピック)や槍で殺されます。年のある程度いったアザラシは、動きもより素早く、より攻撃的になりそして泳ぐ事もできるので、逃亡への奮闘を制限するために離れたところから強力なライフルで撃ち殺されます。(それが完全に急所に命中していない限り、弾丸によって負傷したアザラシの殆どは、近くにある穴から氷の下の水中へ逃げ込みそこで死に至ります。)網で捕獲され、そのまま溺れさせられて殺されるアザラシもいます。カナダの政府砕氷船によって氷の中へとひき潰されるアザラシも多くいます。

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質問:誰がアザラシを殺すのでしょう?

回答:東海岸のカナダのアザラシ猟に関与する固有の民族はおりません。北極でイヌイットの人々や北部の原住民によって狩られるアザラシは主にワモンアザラシです。タテゴトアザラシやズキンアザラシはケベックのマグダリーン島の居住者によってセントローレンスの湾で狩られます。彼らはフランス語を主として話す民族です。大西洋のニューファンドランドフロントと呼ばれる地では、この狩猟はニューファンドランド人によって行なわれます。ニューファンドランドには、原住民はいないというのが興味深いところです。ニューファンドランドの固有民族、ビオサック民族の最後の 一人は1912年に死亡しました。

ニューファンドランドではビオサック民族殺害に対し報奨金を出しており、殆どのビオサック民族はニューブランズウィックとケベックからのミックマックインディアンの賞金ハンターに殺害されました。ニューファンドランド人は、さらにニューファンドランド・オオカミ、セイウチおよびカササギガモを廃絶に追いやり、北極グマやゴンドウクジラをニューファンドランド領域から根絶 させました。

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質問:アザラシ製品の闇市場などはあるのでしょうか?

回答:アジアのアザラシ陰茎骨市場を例外として、それらの需要がほとんどないので、アザラシ製品用の闇市場は実際にありません。しかしながら、アザラシ狩り猟師が割り当て 捕獲数を超過して狩猟した場合も法的な規制はなく、カナダのアザラシ狩り猟師には、反響の恐れもなく、苦痛を与え切断し、かつ殺す自由があります。

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質問:大多数のカナダ国民がアザラシ猟に反対した場合、政府は猟を止めないのでしょうか?

回答:カナダの漁業・海洋省は主としてニューファンドランド人の法的規制に準じて実行される官僚政治です。彼らが政策を制定し、政治家は、基本的に官僚政治家の希望に対して十分な検討をせずに承認を行いました。漁業大臣の殆どはニューファンドランドから迎え入れられ てきました。もうひとつの問題は、ニューファンドランドを統治する政党間の多くの競争です。そしてそれにはアザラシ猟に反対するいかなる団体にも勝算がありません。

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質問:カナダはアザラシ猟により利益を得ますか?

回答:カナダは、アザラシ屠殺により多くの悪評を受けます。しかし大した収益にはならず、アザラシ猟は国の国民総生産に何も寄与しません。これに反してその狩猟は、狩猟を援助するために税金が費やされ、効果の上がらない経済枯渇となります。

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質問:カナダのアザラシ猟のターゲットはどの種のアザラシですか?

回答:商業アザラシ猟の主なターゲットはタテゴトアザラシですが、少数のズキンアザラシも殺されます。殺されるタテゴトアザラシの97%は3ヶ月以下の赤ちゃんです。

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質問:アザラシ猟は残酷なのですか?

回答:HSUSのアザラシ猟観察チーム代表、レベッカさんの日記を読んでみてください(特に2005年の3月29日と同年4月2日のもの)。2001年に第三者からなる獣医師団は、カナダ政府が課している人道的な捕殺の規制は守られて おらず、またきちんと施行もされてなく、カナダの基本的な動物福祉基準にもみたないと発表しました。また研究した事例のうち42%でアザラシたちが意識のある生きている状態で皮を剥がされていたようだと発表しました。

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質問:アザラシ猟は経済的に重要なのですか。

回答:HSUSはそうは見ていません。アザラシ猟はカナダ東海岸の漁師たちが冬場に行うものです。彼らがアザラシ猟から得る収入は、商業漁業から得る収入の20分の1程度です。アザラシ猟者の90%が住んでいるニューファンランドでさえも、猟の収入は州の収入の1%にも満たず、そして水揚げされた水産物のうちたった2%です。ニューファンランド政府によると、およそ500万人の人口のうちアザラシ猟に毎年参加しているのは4000人程度です。商業アザラシ猟はカナダの連邦政府がやる気になれば、他の経済活動で容易に代替できるものです。

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質問:カナダ政府は猟に助成金を出しているのですか。

回答:はいそうです。カナダビジネス経済研究機関の報告書によると、1995年から2001年にかけて2000万ドル以上がアザラシ猟業界に助成金として提供されました。この助成金は 海洋漁業省が直接出すのではなく、大西洋カナダ機会局、人材開発委員会、そしてケベック州のカナダ経済発展などから支給されました。助成金はアザラシ加工工場作業員の年俸、市場調査及び開発のための出張費、加工工場のための資金獲得など、さまざまな形態 でした。さらに、カナダの商業アザラシ猟はノルウェー政府から間接的な助成を受けています。とあるノルウェー企業が毎年カナダの関連会社を通じ、カナダで生産されたアザラシの皮のおよそ80%を購入するのです。これらの皮は加工されない状態でノルウェーに直接送られ、そこでなめして再度輸出されます。ノルウェー政府はこの会社に毎年大きな資金援助を提供しているのです。

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質問:アザラシがカナダの鱈を脅かしているのは本当ですか。

回答:この主張を支える証拠はないのです。漁業ロビー団体の中には、魚種資源を守るためにアザラシを間引く必要があると主張しますが、真実から遠いものばかりです。科学者たちによると、カナダの東海岸の魚種資源の欠損は、人間による獲り過ぎが原因だとしています。魚が居なくなるのがアザラシのせいにするのは、漁業界が今日も続いている自分たちの無責任かつ環境破壊する 漁から注目をそらすために用いる便利な手法なのです。事実、アザラシは他の海洋哺乳類と同様、大西洋 北西部の大切な生態系の一部です。タテゴトアザラシは猟の主なターゲットですが、彼らはたくさんの異なった種類の生物を気の向くままに食べるのです。そのため、商業的に 獲られる鱈はアザラシの食事のおよそ3%であると見られています。しかも、タテゴトアザラシはイカなど鱈の天敵も食べるのです。そのため、タテゴトアザラシの間引きが大西洋北西部の商業的にも貴重な魚種資源の回復を脅かしているかも 知れないと懸念する科学者も居ます。

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質問:アザラシ人口は過剰なのでしょうか。

回答:いいえ。カナダ政府やアザラシ業界はことあるたびにタテゴトアザラシの人口がこの30年間で「3倍」になったとか、タテゴトアザラシ人口が「爆発」しているとか、アザラシ人口が過剰だと主張しようとしてきました。これには語弊があります。太平洋北西部のタテゴトアザラシ人口は世界最大であり、カナダとグリーンランドの間の距離を数百万といった単位で移動するはずです。1950年代〜60年代の過剰猟がタテゴトアザラシ人口の3分の2を消滅させたのです。1974年には、アザラシ人口は深刻な問題とみなされ、 政府の上級科学者たちは猟を少なくとも10年は止めるよう忠告しました。1980年代の初めに、EUが白い毛のアザラシの皮の輸入を禁止し、その当時の猟の主要市場を効率よく閉鎖しました。それから10年間、アザラシ猟で殺されるアザラシの数は劇的に減りました。そして、アザラシ人口が回復を始めました。しかし1990年代になり、カナダ政府は巨額の助成金を通じて商業アザラシ猟を活性化しようとしました。そして過去3年だけでおよそ100万匹のアザラシの赤ちゃんが殺され、私たちはこれが近未来のアザラシ人口にどうかかわるのか思案にくれます。科学者の中には、カナダ政府が捕獲許可頭数を出すために使った科学は信頼性がないと既に警告を発しています。

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質問:過去にカナダで殺されたアザラシはどれくらい居るのですか?

回答:下記の表を見てみてください。
今回のカナダ政府公認のこの計画は2004年から3年間で100万頭を殺すということですが、下記の表を見ても過去最大頭数だということがわかるはずです。
しかも、表の数は皮になったアザラシの頭数であり、殴られて苦しみもがいて海に落ちた赤ちゃんアザラシ等の数は入っていません、実際に殺されたと言えるアザラシの数は増えてると予想されます。

頭数
2005
317,672
2004
365,971
2003
289,512
2002
312,367
2001
226,493
2000
91,602
1999
244,552
1998
282,070
1997
264,204
1996
242,717
1995
65,391
1994
61,176
頭数
1993
25,175
1992
67,428
1991
52,588
1990
60,162
1989
65,304
1988
94,046
1987
46,796
1986
25,934
1985
19,035
1984
31,544
1983
57,889
1982
166,739
頭数
1981202,169
1980
169,526
1979
160,541
1978
161,723
1977
155,143
1976
165,002
1975
174,363
1974
147,635
1973
123,832
1972129,883
1971230,966










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