カナダでは毎年3月下旬から5月中旬にかけ、政府公認下で毛皮のための商業アザラシ猟が行われています。

昨年の夏にカナダのマックハーブ上院議員が提出した「先住民がアザラシを捕る権利は守りつつ、カナダの海域における商業目的のアザラシ猟は禁止とする法案」は残念ながら可決されませんでした。

2 010年は、氷の状態はおそらく過去60年〜70年で最悪な状況だと言われています。
アザラシの赤ちゃんも殆ど溺れ死んでる中で、小さく砕けた氷に必死にしがみつくように生き残ってる状況の中でも、カナダ政府は猟を行うという結論を出してしまいました

SORAでは、昨年まで署名活動を行い、大使館等へ届けていましたが、今年は皆様のお1人お1人の声をカナダ大使館に直接メールや電話等で届けて戴く事をお願いしています。

2004年、2005年、2006年の3年間で100万頭、2007年度は暖冬からか氷が融け砕ける等で非常に悪く、猟が始まる前に既に殆どの赤ちゃんアザラシが死んだと予想されるのにも関わらず、カナダ海洋水産省は2007年度の商業アザラシ猟の捕獲数270,000頭を許可し、赤ちゃんアザラシが殺されました。

白い毛の赤ちゃんの捕獲は禁止されていますが、殺されるアザラシのほとんどは産毛が抜けたばかりの生後数週間から数ヶ月の幼いアザラシたちです。

銃創があると毛皮としての価値が下がってしまうため、カナダのアザラシ猟では毛皮をよりよい状態で確保する目的でほとんどのアザラシたちはハカピックと呼ばれる金属が先端についた棒でスイカを割るように頭を殴り殺されます。

カナダ政府では「猟は人道的な苦痛の少ない方法で行わねばならない」と表明していますが、現状は頭を叩き割られ半殺しのまま何時間も鼻や口から血を吐きながらもがき苦しむアザラシたちも数多くおり、また、気絶した状態を死亡したものと勘違いされ、まだ意識の残った痛みや恐怖の感情の残った状態で皮を剥がされるアザラシたちも毎年多数確認されています。
またこの猟の目的はアザラシの毛皮なので、猟師たちは皮だけを持ち帰り、95%以上のアザラシたちの体は流氷の上でコーラの缶やタバコの吸い殻と一緒にゴミと化します。
昨年も毛皮のために殺された約30万頭のアザラシの赤ちゃんの血で流氷が赤くそまりました。
このままでは、この猟は来年も再来年もその先もずっと続いてしまいます。

どうかカナダのスティーブン・ハーパー首相、及び在日カナダ大使のジョナサン T. フリード氏に皆様の意見を送って下さい。






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Photo&Video
アザラシ猟の写真
*注 残酷な画像あり
アザラシ猟の動画
*注 残酷な映像あり





アザラシ猟最新ニュースとサイトの更新情報 

2010528日ニュース更新
2010413日ニュース更新
2009520日ニュース更新
2009420日レベッカさんの日記更新

2010年アザラシ猟:目撃者
4月12日
アザラシ猟の様子は昨日と同様である。悪天候の日にはなかなか氷上に近づけないが、そのような状況でも猟師たちはアザラシを殺すことをやめない。
昨日、アザラシ保護チームは頑丈なゴムボートから観測を試みた。しかし、数時間に及ぶ強風と高波に、我々は引き上げを余儀なくされた。殺戮が我々の観測外のところで引き続き行われるという耐え難い事実に愕然とした。
しかし、しばらくの後我々はニュースを受け取った。高性能カメラを搭載した我々のヘリチームが、強風の中、アザラシ猟が行われているエリアに到着した。我々がゆっくりと港に向っている間、ヘリチームはアザラシ猟船の上空を旋回し、全てをフィルムに収めていた。そしてそこには、いつものように違法が行われる様子があった。猟師たちは、アザラシの意識の有無を確かめることなく、槍にひっかけ、引きずり、引き裂いていた。
あるアザラシは胸のあたりを銃で撃たれた。血が吹き出す中、彼はゆっくりと頭を持ち上げ、這って進もうとした。猟師がやってきて彼を突き刺すまでの時間が永遠のように長かった。別のアザラシは、生きたままの状態で、猟船内にある血まみれのアザラシたちの死骸の上に放り投げられていた。アザラシがまだ動いているのに気づいた猟師は、彼女の頭をクラブで撃ちつけた。
つづき

2010年アザラシ猟:悲劇と希望
4月12日

今日再びアザラシ保護チームは、アザラシ猟船が猟を行っているエリアを上空から観測した。昨日は恐ろしい苦痛の様子を撮影したが、今日もアザラシ猟船がいる限り同じ様子を目にするだろうと確信していた。案の定猟師たちは、赤ちゃんアザラシを保護するための、形ばかりで不十分な規則でさえ無視していた。
しかし、アザラシたちのいる場所に近づくにつれ、猟が終わりに近づくのではないかと期待できた。今年はカナダのアザラシ毛皮のトップバイヤーが、赤ちゃんアザラシの毛皮を買い付けないという決定をした。別のアザラシ毛皮業者は、毛皮の買い付けを上限50,000枚とするとした。今年のアザラシ毛皮市場の需要の減少を鑑みると、どんな政府助成金も購入に貢献することはないだろう。
つづき

2010年アザラシ猟:殺戮は続く
HSI(カナダ)ダイレクター、レベッカ・アルドワースさんによる「氷上の様子」中継
4月11日
彼らはほんの数フィート離れて氷上に横たわっていた。2頭の赤ちゃんアザラシは静かに眠っていた。平和な光景である。もし彼らが、数百メートル離れた所に、彼らの命を奪うアザラシ猟船が近づいていることを知っていたら!
危険を感じた1頭の赤ちゃんアザラシが顔を上げた。彼が落ち着きなく氷の向こうを見つめたとき、銃弾が彼の顔に打ち込まれた。彼は血を流しながら仰向けに倒れた。もう1頭のアザラシが心配そうに彼を見つめている間、更なる銃弾が氷の向こうから彼女の顔に打ち込まれた。大量の血が流れ出したが、彼女はゆっくりと頭を上げ前進し始めた。苦しみの中、ゆっくりと円を描くように動く彼女の後には血が続いていた。上空からは、彼女が鳴きながら彼女自身の血の中で滑っている様子が見て取れた。
終にアザラシ猟船がやって来て、彼女は更に撃たれた。彼女が倒れている間、最初に撃たれたアザラシはのた打ち回っていた。彼もまた苦痛に喘いでいた。猟師は氷の上を走って来て、2頭のアザラシの頭に槍を突き刺した。アザラシが息絶えているかどうかを確認することなく、猟師はアザラシの顔を引っ掛け、猟船に向って引きずっていった。ヘリから観察していると、1頭のアザラシがまだ動いているのが見えた。それにも関わらず、猟師はアザラシたちを順番に引き裂いた。恐怖と苦痛に満ちた死である。そして、なぜこの殺戮が廃止されなければならないかという更なる証拠である。
多くの年月、我々はご都合主義的なカナダの政治家がアザラシ猟産業とアザラシの毛皮市場を推進する無意味なイベントを企画するのを目にしている。だが、これらの政治家たちは今皮肉にも口を閉ざしている。赤ちゃんアザラシたちが氷の上で受けている虐待に、政治家たちは発する言葉を見つけられない。
つづき






カナダの商業アザラシ猟反対署名のページのスタッフ兼(社)代表理事を務めさせて戴いているスタッフが2008年3月に猟が行われるセントローレンス湾で、赤ちゃんアザラシを撮影して来ました。
可愛いアザラシの赤ちゃんはもちろん、マドレーヌ島の様子の写真や感想等を近日中に公開予定です。



2006.03.30 当サイトで日本独自のカナダアザラシ猟反対署名活動開始




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